7/12~20@京都南座
 レビュー in KYOTO Ⅲ

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劇団飛翔 12月7日(日)昼

せっかく大阪にきたので、ってことで7日の昼は浪速クラブへ。いっぺん行ってみたかったんだ、この劇場。しかも新世界周辺にあちこち貼ってあったポスターがこれ↑。なんだかいかにもワタクシ好みの派手派手しい劇団っぽい。ということで、11時に宿をチェックアウトしてそのまま劇場へ。入場料1200円。いくらなんでもすごい値段だ。椅子席はすでにいっぱいだったので、座布団代(200円)払って桟敷席の前から2列目。花道はないけど、舞台に近いし、同じくらいの高さなので写真が撮りやすそう。開演までまだ小一時間あったので、受付で名前を書いて外に出た。噂のホルモン道場が開いていたので、さくっと朝ごはんを食べて(大根の漬物がめっちゃ美味しかった)、10分前に戻ったら、すでにミニショーが始まってるじゃないか。えええええ!?さっき劇場の人が「12時開演です」って言ってたのに! 口上のときに座長さんが言うには、今日はお芝居が長いのでミニショーなしの予定だったけど、やっぱりやりたいってことで、急遽15分前から開演したとのこと。へーへーへー。ていうか、いや、あの、1200円でそこまでしますか!?

木馬もかなり古い劇場だし、一度だけ行ったことのある大勝館もそうとう年季が入ってたけど、古さと言ったらこの浪速クラブにはとうていかなわない。なんせ木造ですもん。壁は漆喰であちこちはがれかけてるし、現役で機能してるのがありえない状態で、それはそれで「大衆演劇」のイメージには似合ってるんだけど、しかし場内のテンションの高さはまったく予想外であった。日曜日の昼間だから、お客が多いのは分かるけど、見るからに「この劇団を見に来ましたー!」って気合の入った人が多かった気がする。てゆーかこんなにペンライト率高い客席は初めて見たぞ。

派手そうな劇団だと思ってきたけど、ホンットに派手でテンション高い劇団だった。劇団がというより、座長・恋瀬川翔炎がなんだかやたらめったらすごかった。なんなんだこの人。アップテンポとかアクティブとかいう次元を超えた激しいダンス。関節が人間の倍くらいあるんじゃないかってくらいグニャグニャ、ガクガク、めちゃめちゃ身体がよく動く。そんだけ動いてさらに客席に流し目したりアハーンな顔したりオラオラ系だったり、なんというか、ありとあらゆる「キメ」の表情をありったけ大盤振る舞いって感じ。もちろん周囲はガンガンペンライト振って、ハンチョというよりふつーに名前叫んでるし、ここは横アリですか?ってくらいがっつり盛り上がってて、廃屋寸前の芝居小屋とのあまりのギャップにクラクラしてきた。つーかもう、あんまりにもあんまりなんで笑いがこみ上げてきて止まらない。楽しすぎるわ、この空間。

お芝居は「吊り忍」。本来は二幕ものなんだろうけど、休憩なしで一気に全編通し。けっこう笑い所あったし、本家の大旦那様を子役がやってたとこも可笑しかったし、どうやら座長の弟さんらしい人が、主人公の奥さん役やってんのも可愛かったし、ぜんぜん芝居に文句はないんだけど、なにせぎゅうぎゅう詰めの桟敷席だったもんで足が痛くて辛かった。ただでさえ余裕ないのに、また荷物が多かったもんで仕方がない。よっぽど後ろか横の補助席に移ろうかと思ったけど、せっかく写真が撮りやすそうな位置だったので最後まで頑張ってみた。舞踊ショーも座長大活躍だったなー。2人ばかり可愛くてカッコいい若い子がいたので嬉しかった。

ミニショーラストの翔炎座長。いきなりこのカツラとこの着物だもんなー。ここって花道がないんだけど、その代わりに客席通路に下りてくる。普通は舞台袖に引っ込むことが多いけど、このときは最後も客席に下りて、そのままぐるっと客席の外側を通っていって、客席から見えるか見えないかぎりぎりのあたりのところで、わざと壁にぶつかってよろめきながら去っていった。いや、ちょっとそれ、もう照明消えてるし、桟敷のお客だって数人にしか見えてないってば。いや、ファンなら最後まで目を向けてるか。つーか、どこまで濃いんだ、この人(ぼーぜん)。


舞踊ショーで「唐獅子牡丹」。なんかロック調の激しい曲。もちろんアクションも激しい。そういえば、この直前の景が1曲目で、そこにも若手に混じって座長が出てた。つまり2曲連続。ちゃんと数えたら歌とかラストショーも含めて7回も出てきてるじゃん。中にはばっちり3枚目メイクもあるし、しっとり女形もあるし、なんなんだ、この大サービスっぷりは。陽気で下世話であざとくてこれでもかってくらい押しまくる。もーホンット「すげぇ…」としか言いようがない。


たぶん恋瀬川翔太。間違ってたらすいません。刀さばきカッコよかったっす。


長谷川翔馬。曲は「粉雪」。何をくわえてるかと思えば、飴だった。いちおーそれは笑いとるところってのは分かるし、実際客席うけてたけど、それはそれとしてワタクシ的には飴を舐めたり出し入れしたりしてる口元から目が離せなくて、自分がちょっと恥ずかしかった。狙ってやってたとしたら天晴れだな。幅15センチくらいの、桟敷席の手すりに裸足で立ったとこもカッコよかった。


恋瀬川キャビア。なんつー名前だ。基本的に私は子役嫌いなんだけど、この子は今まで見たうちでは一番上手かった。というか、所作のひとつひとつや目配りだとかが、ものすごーく細かくて驚いた。キメるとこキメて「よくできました」ってのはよく見るけど、こんだけ複雑な振付をしっかりこなすのはすごいな、と。


座長の女形。「お吉物語」。唐人お吉、か。女形のときはそんな激しい踊りじゃなくて、じっくり歌詞に合わせて演技する感じ。ポスターみたいな派手派手系が見たかったけど、まぁこれはこれで。それにしても唇がやらしーな。


そんなこんなで大満喫の浪速クラブ。初めて行ったのがこの劇団でラッキーだったかもなー。やっぱ客席のテンション高いと楽しいわ。いや、それはもちろん舞台が楽しいから客席の温度も上がるわけだけど。この劇場って撮る人が撮ったら、舞台だけじゃなくて小屋そのものがすげーイイ被写体になりそう。

| author : datura | category: 写真::大衆演劇 | comments (2) | trackback (0) |
劇団飛翔ってホント楽しいですよね。先月、梅南座へ行ってきましたが
イヤー すんごい盛り上がりでした。
| ikumi | EMAIL | URL | 2009/10/08 10:22 AM | f6tHzJEU |

ほんとに、初めて見た劇団であんなに楽しめるとは思いませんでした。
またぜひ見てみたい劇団です。
| datura | EMAIL | URL | 2009/10/09 10:21 AM | KNTqVP3c |











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